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目的は、良質の睡眠と
翌朝の腸の働きを促すための"癒しもみ"

 

 

夜のマッサージは、快楽的であるほど効果が発揮されます。
そのひとつには、心地よい睡眠への導入があります。

 

ベッドの上で、睡眠直前にマッサージを行って下さい。
その際、呼吸をゆっくりと繰り返しながらマッサージすることが大切です。

 

ストレスが溜まっていると深く呼吸が出来なくなるのです。
筋肉が緊張しているのがその原因です。
ですから、どんな時も深い呼吸を意識してください。
緊張がほぐれると共に一日の疲れ、ストレスも緩やかに解かれ、
スーッと眠りに落ちることができます。

 

そして、翌朝の便通を促し、身体環境がスッキリ。これがもうひとつの目的です。

 

それはお風呂上がりの体が温まっている時にマッサージすることで導かれます。
代謝が高まるので老廃物の排出力が倍増するからです。
このタイミングで、腸内のひだに蓄積されて凝り固まった老廃物をもみほぐせば、
腸の蠕動運動が活性化して翌朝の排便を助ける事が出来るのです！

 

 

夜のマッサージは、「こんなに軽くて効くのかな？！」と疑うくらいの力でOK！
むしろ、ポイントとなる部位を「ゆっくり長く刺激する」ことを意識しましょう。

 

 

おへその周りに円を描いて腸の流れをスムーズに

 

①人差し指、中指、薬指の指の腹全体を使って、おへその斜め上から時計回りにグルッと一周。
　"イタ気持ちいい"くらいの圧力でマッサージする。老廃物の溜まった所は触感がゴロッとするので、
　ほぐすような意識で行う。ゆっくりと１０回。

 

 

第二関節でみぞおちから肋骨エリアを押し開く

 

②人差し指、中指、薬指の第二関節を使い、イタ気持ちいいくらいの指圧でみぞおちから
　肋骨沿いに肋骨を"押し開く"ようにマッサージする。

 

 

腸内のひだにこびりついた老廃物をグーで押し流す

 

③両手をグーにして、おへその上を始点に恥骨に向かって押し流すようにマッサージ。
　やや力を入れて始点を押し、その余力で恥骨までスライドさせるイメージで
下腹部をえぐるような気持ちで行う。
この動作を１０回繰り返す。

 

 

グーで逆ハの字にしごき下ろして腸内のゴミを捨てる

 

④左右の手でそれぞれグーを作って腰骨のみぞに置く。
そこから斜め下向きに恥骨脇に向かってえぐるようにしごき下ろす。
この動作を１０回繰り返す。

 

 

横行結腸と連動するウエスト刺激で排泄＋くびれ効果

 

⑤グーにした両手をウエストのくびれに並べて置き、正面を通って逆サイドまでスライドする。
　下半身は固定したまま、上半身を一緒にねじるとくびれ効果がUP！
　５往復、１０回実行する。

 

 

親指とそのほかの指でウエストを挟んで逆ハの時にえぐる

 

⑥親指と残り４本の指でウエストを挟み、腰骨の上に手をあてる。
両手で逆ハの字を作り、そけい部へ向かって斜め下へスライドさせる。
１０回くらい繰り返す。

 

 

指３本でそけい部を刺激、リンパの詰まりを取り除く

 

⑦リンパのポイント・そけい部を軽く広げるように指圧する。
　人差し指、中指、薬指の３本の指の腹で下から上へ、小さく引き上げるようにするのがコツ。
　５～６回。

 

 

そけい部をさすりおろし、老廃物を一気に押し流す

 

⑧指の第二関節を左右のそけい部に置く。
　そこを始点に、上下に「イタ気持ちいい」くらいの強さでさする。
　フィニッシュとなるこのプロセスは、今までにほぐした老廃物を
　一気に体外へ排出するための作業です。
　これで便通も快調！
　１０回繰り返す。

 

 

※リンパのあるそけい部に、つよい刺激はタブー。基本はイタ気持ちいい圧力で行う。

 

 

 

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